皆さんは、お金の事を考える時にどういった点で考えますか。
日本は資本主義であり、給料を貰って生活しているという感覚でしょうか。
貯蓄をしたり、好きな物を買ったり、食事などの衣食住に使ったり、自分でお金を管理していますね。
企業で労働力を提供すれば、その対価としてお金を貰えます。
ですが、自分が稼いだお金は自分の物であるという考えは、ある意味では勘違いであると筆者は考えます。
日本は資本主義の社会でありますが、社会に出回っているお金は誰の物であると考えますか。
もとはと言えば資本金を出している方々のお金です。
誰かが出資しているから、社会にお金が出回ります。
ここが、資本主義が重んじられている社会のおおもとの原理でしょう。
なので、自分が持っているお金は資本金を出している人から来ると考えます。
これを自分のお金と言えるでしょうか。
筆者は違うと考えます。
これは、資本金を出資された方々の誰かのお金であると考えます。
日本は実力社会でもあり、能力の高い人が多く給料を受け取る権利があるはずです。
しかし、このお金も誰のお金か考えた時に、問題になる事があります。
もともとは資本金をだしてくれた人のお金なのです。
日本が資本主義である以上、資本金をだしてくれた方々がどうしても偉いのです。
給料を貯めて、多大な財産を手にしても、自分が社会に出したお金(資本金)が少なくては問題があるでしょう。
社会で動いているお金を、社会に出しているお金が少ない人がむやみやたらと持っていくのは、資本主義の道徳として間違っているとも思えます。
資本主義の経済でリターンを受けるのは、資本金を沢山だした人であるというのが正義であると考えます。
お金持ちのお仲間になる為には、ただ給料を沢山集めるだけではどうしてもこの壁にぶつかるでしょう。
資本主義の日本で認められるお金持ちになる為には、こういった点を考えて、問題を回避し、夢をかなえると良いと筆者は考えます。
やたらめったら仕事をし、「自分のお金になった」と一喜一憂してはいけないのです。
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