3次元を生き物達が選んで生きている事には理由がある気がします。
とくに知的生命体が好む要素がいくつか考えられます。
比較しながら、2次元から考えてみましょう。
2次元では、平面の単純さから"物にぶつかって進めない"ような状態になりやすいと思います。
こういった観点から、次元が低いのは問題があるようです。
では、4次元を考えてみましょう。
例えとしまして、ドラえもんの4次元ポケットのように、4次元にしたところで"自由自在になる訳ではない"です。
前ページでも述べましたように、次元をあげても"ピタゴラスの定理"の"直角三角形はそれが成り立つものだけ"というような法則的な制約は受けるはずです。
それでも、次元が高い方が良いのでは、と思う方もいるかも知れませんね。
次元が高いと何が問題なのでしょうか?
それは、一つ次元をあげると"情報量が大きく増加"してしまうからです。
4つの方向、5つの方向と多くの軸や座標を考えるのでは"考えきれない"ですよね。
(※分からない方は、3次元だと"縦・横・高さ"、4次元だともう一つ増えるとイメージしてください。
色々と計算する時に一気に計算量が増えます。)
こう考えて行くと3次元は、"ぶつかる物をよけやすい"ですし、"情報量も少な目"です。
生き物が3次元に住む事は、ある意味"ちょうど良い"という事が言えます。
その"ちょうど良い"世界が、さらに、たまたま"美しさ"を兼ね備えていたと、筆者は考えています。
3次元が美しいと感じるのは筆者だけでしょうか。
こうして、生き物が愛してやまない3次元の世界はここにあるのです。
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