皆さんは、2次元の正三角形や正方形などの形をどこまで考えた事があるでしょうか?
正多角形の頂点は無限に増やす事ができ、どんどん"円"に近くなって行くようです。
"正無限角形"が"円"であるという解釈も出来るそうです。
さて、ここで3次元の形を考えてみましょう。
正多面体という形が3次元で均整のとれた形だと思います。
ここで不思議なのが、どんどん面を増やす事が不可能である事です。
正多面体は"4, 6, 8, 12, 20"の多面体しか存在しないようです。
感覚としては、どんどん面を増やして"正無限面体"が"球"であると言いたいところですが、違います。
残念ながら、これは数学的に証明された事実です。
恥ずかしながら筆者も、2次元から3次元にする時に、次元が増えて自由度が増すはずだと思っていました。
アニメ"ドラえもん"を見ていて、4次元ポケットは何でも入る物だと教えられて育った事もあります。
正多面体がそうであったように、次元が増えたら増えたで"法則のしばり"みたいなものも誕生すると筆者は考えました。
例えば、2次元の直角三角形は"ピタゴラスの定理"のところにしかないですよ、みたいな事です。
3次元の正多面体のような美しさが、2次元の正多角形の美しさより数が少ないという事に着目するとどうでしょう。
絵画のように自在に描かれた2次元の描写が、3次元の現実の世界より美しいという事にもなりかねませんね。
黄金比と言われている比率の法則も2次元ですし。
今の若者に多い話で、2次元のキャラに恋してしまう人は、"美の探求"をした結果なのかも知れません。
しかしながら、筆者は3次元の世界を愛し、住み続けたいです。
なぜかは、皆さんの"仮説"にお任せ致します。
( ---> と言いつつ、筆者の"仮説"。 )
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