皆さんは、地球が自転しているという事を知っていると思いますが、自転が地球特有なものであると錯覚していませんか。
筆者は、地球の自転は"ある宇宙で観察されている事象"と類似していると思っています。
それは何かというと、銀河にある天体の運動です。
中心のブラックホールに引っ張られながら、ある種の一定の速度でくるくると回っています。
筆者が類似しているといった地球の自転を考える時に、あまり出てこないのが、この中心に引っ張られながら回る考え方です。
何故、銀河に見られるその説はあまり考えられなかったかというと、人類が長年信じてきた銀河の天体の運動が、予想と違う事にやっと気付いたところだからです。
太陽系を見ている限りでは、太陽系において、太陽を中心に遠い天体ほどゆっくり回っているらしいのですが、銀河まで観察すると、なぜか銀河の天体はある種の一定の速度で回っているそうです。
この銀河の天体の観測結果は、「ダークマター」と呼ばれる、観測も出来ていない未知のものが存在する、という事で説明ができるらしいです。
そのダークマターの割合は、人類が観測して知っているものが"5%"に対して、"95%"だそうです。
このほとんど分かっていない宇宙において、このある種の一定の速度で回っている銀河は、ある種の一定の速度で回っている地球の自転とよく似ているのではないでしょうか。
銀河の天体が中心のブラックホールの周りを回っているのを図示してみます。
地球の内部を知る事は、人類がまだ成し遂げていない研究の課題です。
しかし、銀河の様に回転して中心に吸い込まれる事が、地球の自転であるとしたら、一歩前進するかも知れませんね。
古いもの(恐竜の化石など)が、地面から中心方向に掘っていくと見つかるのも、地球の中心に吸い込まれた一例なのでしょうか。
余談かもしれませんが、大昔に存在した、少し記録にはあるが探しても何処にもない、という「ムー大陸」の都市伝説をよく耳にします。
このムー大陸も地球の中心に吸い込まれたとすれば、地球の内部に形跡があるのではないでしょうか。
地球の自転において、中心からの距離に関わらず、ある種の一定の速度で回っている事が証明できていれば、
もっと早く、銀河を見なくても、ダークマター(未知のもの、観測できないもの)の存在も証明する事ができたのでは、と筆者は思います。
地球と銀河の類似性を考え、地球上でダークマターを探す日も近いかも知れません。
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